ランニングの動きは同じ動作の繰り返しです。何千・何万歩、あるいは1時間2時間と繰り返します。
1週間に何回も走る方はやはり疲労が蓄積されていきます。
忙しいとついつい身体のケアを怠りがちになりますが、きちんとケアをしないと溜まった疲労がやがて故障の原因へとつながっていってしまいます。
そんなとき、「どんなケアをしたらいいんだろうか? 効果的なアイテムはないのかな?」
そんな悩みに、ランナーでトレーナーでもある私がお答えします。
この記事を読んで、ぜひ身体のケアに役立ててください。
マラソンランナー ケアグッズ 3選
1 ファイテンテープ
時間がないとストレッチやセルフでのマッサージも億劫になってしまうと思います。わかっていても、もしどこも痛くなければまだ大丈夫かなとストレッチもせずに、また次の練習にいってしまうこともあるでしょう。
そんなあなたには、ファイテンテープをおすすめします。
気になるところや、指で押して痛気持ちいところに貼るだけです。筋肉へのコンディショニングが手軽に利用できます。撥水性もあり、剝がれにくいので、自然に取れるまで貼ったままでもOK(もしかぶれてきたら剝がしましょう)。
テープには、炭化チタン、アクアチタン、メタックス(各種金属)という3種類があるようです。
詳しくはメーカーのホームページを参照してください。
使った感想としては、思ったより効く。テープ貼っただけで本当に効くのって思われる方もいるかもしれませんが、他に何のケアもしないで貼ってるだけで、多少でも効果あるならかなり優秀じゃないかなと思います。
実際に故障している人など、どんな人にでも100%効果があるかと言われれば、何とも言えませんが、試してみる価値はあると思います。
2 フォームローラー(ストレッチポール)
今となってはポピュラーなアイテムですが、ランナーにとっても非常に有益なアイテムです。
ランナーが疲労するのは足だけでなく、実は全身も疲労しています。ランナーは背中や腰、肩や肩甲骨周りも実はかなり硬くなっています。
ストレッチに使うのが最適ですが、トレーニングなど、他にもいろんな使い方ができるので、少し大きいけれど一つあってもいいかもしれませんね。
こちらのサイトに簡単な使い方が紹介されています。
3 グリッド(トリガーポイント・筋膜リリース)
フォームローラーに似ていますが、耐久性がありコンパクトで使いやすいのが特徴です。フォームローラーよりもセルフマッサージや筋肉・筋膜のほぐしに向いています。
セルフマッサージは慣れてない人がやると、自分の指を痛めてしまったり、刺激がなかなかうまく伝わらなかったりしますが、こちらのアイテムを使えば簡単に刺激を加えることができます。
持ち運びもしやすいので、練習場や大会に持って行ってもいいかもしれませんね。