子供の習い事 どうなの? アスリートはかけもち?

子供の習い事

子供に何か習い事をさせようと思っている親御さん

「子供に何を習わせたらいいんだろうか?
 子供をスポーツ選手にしたいんだけど。。。
 みんながやっているのものがいいのか、将来に役立つものがいいのか。。。」

そんな疑問について多方面からの考察を交えて考えていきたいと思います。

トレーナー歴20年の私が、身体のことも考えながら、記事を書いていきたいと思います。

メリット、デメリットも知っているので、多くのことを語りたいと思います。

まだどんなスポーツを習わせていいのかわからない人はぜひ最後まで読んでみてください。

目次

子供の習い事 どうなの?

1 習い事ランキング

現在のスポーツの習い事は何が人気なのか?
昔と随分変わったのでしょうか?

まずはその傾向を見ていきましょう。

小学生を対象学研教育総合研究所による調査では

2021年

1位 水泳 25.7%
2位 塾 18.7%
3位 通信教育 15.3%
4位 英語 14.3%
5位 音楽 13.3%
6位 習字・書道 9.8%
7位 体操 6.6%
8位 サッカー・フットサル 6.4%

9位 そろばん 6.2%
10位 ダンス 4.3%

2014年

1位 水泳 27.4%
2位 塾 25.8%
3位 音楽 23.0%
4位 英語 17.8%
5位 習字 13.8%
6位 通信講座 13.0%
7位 サッカー 11.0%
8位 そろばん 8.2%
9位 野球 5.8%
10位 テニス 5.6%

この傾向から見えるのは、水泳の人気が変わらないということ

体操やダンスが好まれているということ
ダンスもバレエではなく 今の時代のダンスなのでしょう

そして、サッカーの人気は保たれているが
野球やテニスの人気はなくなってきているということ

もちろん、地域にも差があるでしょうから、
統計がこのまま全てに当てはまるという訳ではないと思いますが。。。

2 アスリートの幼少期は?

活躍しているアスリートは、幼少期のころ、どんなスポーツをやっていたのでしょう

ひとつの種目だけを長く極めてきたのでしょうか もちろんそれもあるでしょう

逆に、いろんなことに挑戦して、その中で一番長く続いたもの、

一番能力が開花したものが今につながっている選手もいるようです

今活躍している選手はわりとそうだったり。。。

究極は、複数の種目を極められたら、ほんとうに凄いことなのですが!!!

●オリンピック選手の二刀流

橋本聖子 スピードスケート / 自転車

大菅小百合 スピードスケート /自転車

原大智 フリースタイルスキーモーグル / 競輪

平野歩夢 スノーボードハーフパイプ / スケートボード

彼らの場合は、幼少期からというより、競技をしていくなかで、親和性が高かったり、

アスリートとしての挑戦であったりするところも、あるのかもしれません

平野選手は幼少期から取り組んでいったものが両方とも開花したまさにリアル二刀流ですね

●幼少期に取り組んでいたスポーツ

松井秀喜 野球 / 柔道

大谷翔平 バドミントン / 水泳

山田哲人 サッカー / 体操

錦織圭 サッカー / 水泳

石川遼 サッカー / 陸上

渋野日向子 ソフトボール

本田圭佑 野球 / 水泳

荒川静香 バレエ / 水泳

水泳はやっぱり多いという印象はありますが

現在、活躍している競技とは全く異なるスポーツに取り組んでいたことがわかります

子供の可能性は、どこで広がるかわからないということですね

選択肢が広がれば、自分にマッチしたスポーツが見つかるかもしれません

プロにならなくても、夢中になれるスポーツがあれば、それは素晴らしいことだと思います

3 海外事情

海外でも、サッカーやスイミング、ダンス、体操といったスポーツは人気で

日本と共通する部分はあるようですが

海外ならではのスポーツとしては、国によっても違いますが

アイスホッケー、バスケットボール、アメフト、ラグビー、野球

日本では人気がなくなってきている空手や柔道、柔術なども好まれているようです

そして、2~3個のスポーツをかけもつ子供が多いようです

また海外は遊び感覚でスポーツに取り組むところが日本とは違うのかもしれません

4 効果・期待

幼少期からスポーツを習わせる効果としては、運動能力の発達を促してあげることでしょう

ゴールデンエイジなんて言われていますが、
(スキャモンの発育曲線から一般的には9~12歳)
ただし、成長のスピードは人によって違うので、

いつまでにということでもないらしい
上下2~3歳はみてもいいという考えもあるようです)

どんなスポーツも正しく行えばケガをすることはありません。
むしろケガの予防になり、正しい動きが習得できます。
特に、体操やダンスなどは、身体の使い方を覚えるのにいい運動かもしれません

不得意だからといって、スポーツが嫌いにならないでほしいですね。スポーツが楽しめるようになると人生が豊かになると思います。

水泳が人気なのは、私が想像するに、環境的に一番教えるのが難しく、親がそこまで上達できなかったというのもあるように思います。

また野球やテニスの人気が低下してきているのは、練習相手が必要だったり、近年は身近に広場がなかったりするのも影響しているのかもしれませんね(素振りすらできない。。。)

最近はお家でできる運動グッズもたくさんありますので、近くに遊具のある公園や、思いっ切り運動できる広場がない場合などは、お家で家族で楽しく身体を動かしてみてください。

まとめ

子供に大事なのは基本的な動きを身につけること

走る 跳ぶ 投げる 打つ 蹴る 捕る 
そして、バランス感覚やリズム感覚

こういった能力を伸ばすことは、将来、決して邪魔にはならないものだと思います

私の息子も今、水泳に通わせています
喘息があるので、そしてやはり自分がそこまで上達できなかったから
トレーナーとしても水泳という競技は簡単には教えられないからです

近くにあれば、体操や武道もいいなと思っています
武道はやはり礼儀作法を教えてくれる日本の大事なものですからね

幼少期は何でもチャレンジしてみる。チャンスがあるなら一つに絞らない。
どこで開花するかわからないので、早々に良い悪いを決めず、
好きなことを続けみるのが一番かもしれませんね。

ぜひ参考にしてみてください

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次