市民ランナーにとってフルマラソン完走は一つの目標です。その前段階としてハーフマラソンに挑戦される方も多いでしょう。そして、いつかはサブスリーというとてつもなく高いハードルを目標にしてみたいですよね。その為にも、ハーフマラソンのタイムもどんどん縮めていきたいところです。
そこで、ハーフマラソンにおいては、いったい何分くらいで走れれば、上位数パーセントに入れるいわゆるエリート市民ランナーになれるのでしょうか。
タイムを目指すランナーにとって、自分の走力は今どのレベルなのか。
そこで一般に公開されているハーフマラソンの記録から、タイム別の分布を集計してみました。参考にさせていただいたのは、高槻シティハーフマラソンと小江戸川越ハーフマラソンです。
この記事を読んで、ご自身のハーフマラソンの現状を知り、そして次なるレースでの目標タイムを設定してみてください。
ハーフマラソン タイム別レベル分布
1 第28回高槻シティハーフマラソン2020
2 小江戸川越ハーフマラソン2022
まとめ
どちらの大会もごくごく一般的なハーフマラソンの大会です。川越の方は大学生ランナーも出場しますが、その人たちの記録は別扱いとなっておりますので、ここでは集計に含まれておりません。
まず市民ランナーとしては、2時間を切れれば全体の50%には入れます。完走タイム2時間はキロ5分41秒ペースです(時速10.5キロ)。
1時間20分を切るようなランナーはなんと上位2%以内になります。キロ3分47秒ペース(時速15.8キロ)。
そして1時間10分を切るランナーは、高槻だと6人、川越だと5人です。参加者が高槻は4,081人、川越が5,063人なので、全体のわずか0.1%の世界です。キロ3分19秒(時速18キロ)。
フルマラソンやハーフマラソンでタイムを目指すランナーさんは、1キロのペースや時速を少し気にしながら練習に取り組んで、今よりも上のカテゴリーを目指して頑張ってみましょう!!
だんだんとピラミッドの頂上がみえてくるかもしれません。