2023年ついにキプチョゲ選手の記録が破られました。2時間00分台という破格のタイム。2時間超えが見えてきたといっても決して大袈裟ではないかもしれません。
キプトゥム選手はまで23歳、まだまだ伸びしろはあるかもしれませんね。
設楽選手に始まり、大迫選手、鈴木選手の日本新記録誕生で、これまでなかなか日本記録が生まれなかった男子マラソン界も、少しずつ世界を追いかけ始めたかと思いきや、衝撃の世界記録誕生はかなりのショックかもしれません。
しかし、日本人選手だって必ず壁を打ち破り、あるいは新たな新星が突如現れるかもしれません。期待したいものです。
日本記録や世界記録がどのような推移で進化を遂げてきたのか、注目してグラフを用いてみていきたいと思います。
日本の成長、そして世界との差、それらがより鮮明に浮き上がってくるかもしれません。
【注目】男子マラソン 世界記録・日本記録の推移
いかがでしょうか青が日本記録、オレンジが世界記録です。
日本記録も今まさにスピード化が加速し始めているのがわかると思います。
しかし長期的にをみれば、長い低迷期があってようやく今といったところでしょうか。
(日本は2度、低迷期があったように見えます)
一方、世界はどんどんと高速化が進み、2023年、またまた大きくタイムは更新されました。現在は世界から大きく離されている印象がありますね。
(日本は世界から20年遅れているのか??)
世界記録誕生は30歳を超えている選手が多いのも特徴的ですが、今後日本も長く活躍する選手が出てくると嬉しいですね。
一般の市民ランナーの場合、比較的40代、50代のランナーが速いですから、トップの選手であっても30代でピークアウトとは思いたくないですよね。2回3回と日本記録を出して欲しいものです。
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まとめ
世界記録はこれ以上急激に上がるとは思いにくいですが、全体のレベルとしては2分台3分台が当たり前になってくるでしょうね。日本もこれから全体のレベルが上がることを期待して、5分台6分台が当たり前になってくると、自然と3分4分を出す選手が生まれてくるのではと思います。
どんどん世界との差を縮めて欲しいですね。