2024年10月、シカゴマラソンで女子世界記録が大幅に更新されました。女子で初めて2時間10分の壁を打ち破る2時間9分56秒という驚異的な記録の誕生です!
男子同様、女子マラソン界も世界はさらにさらに高速化が進んでいます。
女子の日本新記録も誕生しましたが、それでもまだ2時間18分59秒です。世界に追いつくにはとてつもない差がありますが、いつか日本の女子選手も15分の壁、10分の壁へと挑んでいって欲しいものですね。
【注目】女子マラソン 世界記録・日本記録の推移
2005年までは、2時間20分を切ったのはわずかに3人でした。高橋尚子選手、渋井陽子選手、野口みずき選手。
2023年に新谷仁美選手があと一歩まで迫りました(2時間19分24秒、ヒューストン)。長らく日本記録が生まれていない日本女子マラソン界でしたが、ついに2024年に待望の新記録が誕生しました。
でもまだまだ上を目指して欲しい! 世界はついに2時間10分を超えるところまで進んでいますから。。。
かつて高橋尚子選手の日本記録は世界記録でもありました!!
女子マラソンのタイムをあらためてグラフでみると、世界も長く停滞した時期があります。
日本も世界も高橋尚子選手が記録更新の針を進めたようにもみえますね。
そして、ようやくまた記録の針が進んだ日本女子マラソン界、ここからまたどんどん新記録が生まれることを期待したいですね。
男子も女子も言わずと知れたベルリンマラソンで世界記録がよく出ていますが、シカゴマラソンもけっこう記録が出てますね。日本の女子は大阪国際女子マラソンが記録の舞台となっているようです。
まとめ
女子選手も男子同様、円熟味を増す20歳代後半の選手が記録をたくさん出しており、現代においてマラソンというスポーツは、消耗はもちろん激しいですが、きちんとしたコンディション次第では、記録も含めて長く活躍できるスポーツなのかもしれませんね。