2022年キプチョゲ選手がまたまた世界新記録を出しました。これが最強・最速の力ですね。
近年、日本選手も頑張っています。
設楽選手、大迫選手、鈴木選手の日本新記録誕生で急激にスピード化が進み始めている日本男子マラソン界。
それまではなかなか記録が生まれず、世界から離されるばかりでした。
そこで、日本記録や世界記録がどのような推移で進化を遂げてきたのか、グラフを用いてみていきたいと思います。
日本の成長、そして世界との差、それらがより鮮明に浮き上がってくるかもしれません。
目次
【注目】男子マラソン 世界記録・日本記録の推移


いかがでしょうか青が日本記録、オレンジが世界記録です。
日本記録は今まさにスピード化が加速し始めているのがわかると思います。
しかし全体をみれば、長い低迷期があってようやく今といったところでしょうか。
(日本は2度、低迷期があったように見えます)
一方、世界はどんどんと高速化が進み、現在は大きく離されている印象がありますね。
(日本は世界から20年遅れているのか??)

世界記録誕生は30歳を超えている選手が多いのも特徴的ですが、今後日本も長く活躍する選手が出てくると嬉しいですね。
一般の市民ランナーの場合、比較的40代、50代のランナーが速いですから、トップの選手であっても30代でピークアウトとは思いたくないですよね。2回3回と日本記録を出して欲しいものです。
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まとめ
世界記録はこれ以上急激に上がるとは思いにくいですが、全体のレベルとしては2分台3分台が当たり前になってくるでしょうね。日本もこれから全体のレベルが上がることを期待して、5分台6分台が当たり前になってくると、自然と3分4分を出す選手が生まれてくるのではと思います。
どんどん世界との差を縮めて欲しいですね。
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