マラソン大会当日が雨。思わず行くのを止めようかと悩んじゃいませんか? せっかく申し込んだんだから。
マラソン大会に参加するのがまだそれほど多くない方は、今までたまたまずっと晴れてたので、雨の中走るなんて、
雨の大会は初めての方もいるかもしれません。
「どんな準備をしていけばいいのかな? 雨用の服装っていったいどうしたらいいんだろう?」
そんな悩みにお応えします。
ランニング歴15年以上、いろんな大会、いろんなシチュエーションでの参加経験がある私が、
これさえあれば大丈夫というものをここに記していきたいと思います。
ぜひこの記事を読んで参考にしてください。
マラソン 雨の日対策 必須アイテム&服装注意点
1 防水スプレー
これ当たり前だけど、結構忘れがちです。シューズは命です。忘れずにシューズに防水スプレーしておきましょう。
雨の量にもよりますが、早々にシューズの中がグジュグジュになると大変です。
レース用のシューズで防水機能が付いてるなんていうのはなかなか無いと思うので、完全に防げるとはいかなくとも、まずはシューズの対策を忘れないようにしましょう。
防水スプレーがあれば、普段の練習でも使えるので、雨の日に試しておくといいかもしれません。
2 ポンチョ
スタート地点に向かうとき、スタートの合図を待つとき、何もないとドンドン濡れてしまいます。
冬だと身体も冷えてしまいますから大変。
小雨ならゴミ袋で代用できます(首と腕の部分に穴を開けて)。
小雨でポンチョが無くても何とかなりそうなら、あるいは雨が止んで急に晴れてきたときは、途中で捨ててもいいくらいの安いものがいいかもしれませんね。
雨が降ったり止んだりのときは、途中で捨てずに、丸めて持っておいたり、身体にくくりつけて様子を見ましょう。思い切って捨ててしまって、後で後悔しないように。天気予報のチェックも大事です。
3 ワセリン&ベビーオイル
身体にしっかり塗っておけば、皮膚にあたる雨粒から身を守ってくれます。雨に濡れると身体が冷えてきますからね。保湿効果もありますし、油膜を作ってくれるので撥水効果も期待できます。
その他にも、塗る場所によっては、マメの防止や摩擦による皮膚のこすれなどの予防にもなります。
4 手袋
冬場の大会は手袋が必須ですが、防水の手袋じゃないとボトボトになってしまいますし、指も冷えてしまいますので、材質は重要です。
もし防水手袋がないときは、手袋の上からビニール袋をするか(中にしてもかいませんが)、100均などで購入できる使い捨てのゴム手袋をするかしましょう。手が冷えると身体も冷えてしまいます。要注意です。
5 シューズ
雨の日はさすがにレース用のシューズは持参していきましょう。現地で履き替えることをおすすめします。
レースが始まる前にシューズが戦闘不能になってしまわないように。
6 服装
フルマラソンにしても、ハーフマラソンにしても、目標タイムによって服装は変わります。
ハーフなら1時間半くらい、フルなら3時間程度で帰ってこられるガチランナーさんは、なるべく軽装がいいと思います。綿のウエアなどは避けて、速乾性のものを着用して、雨でウエアが重くなってしまわないように注意しましょう。
アームカバーやゲイターなどをうまく利用して寒さ対策、雨避け対策に役立てましょう。
もう少し時間のかかるランナーさんは、長袖のウエアやロングスパッツがいいでしょう。但し、上下ウインドブレーカーや上下雨具で走るのはあまりお勧めしません。通気性の問題もありますし、雨に濡れて全体が重くなってしまうのは、長距離には圧倒的に不向きです。
初心者の方は、心配かもしれませんが、あまりウエアを着こみすぎないよう注意しましょう。もちろん身体が冷えすぎてしまったら、無理せず途中で棄権しましょう。低体温は怖いです。
7 着替え
帰りの着替えは絶対に忘れないように。上から下まで。特に下着類・靴下は必須です。タオルも雨の日はスポーツタオルよりもバスタオルくらいあった方がいいかもしれません。
濡れたウエアをいれる袋も忘れないように。
8 その他
キャップは人それぞれかと思います。特に男性の方で、短髪の方は被らない方が走りやすいという方もいるかもしれません。
会場によっては雨宿りできるスペースがあまりないこともありますので、カバンをいれる大き目のビニール袋やレジャーシートも持参しておいた方がいいでしょう。もちろんカバンも防水か撥水がベターです。
まとめ
雨の日はいずれにしても荷物が多くなってしまうと思いますが、備えあれば患いなしです。
悪条件だと始まってしまえば逆にテンションが上がるかもしれません。それはそれで楽しいかも。
但し、台風などの場合は開催されても帰りの電車が止まってしまうと大変なので、遠方の方はよーく考えてから参加を決めましょう。